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滑川のネブタ流し

 滑川市中川原海岸(和田の浜)で毎年7月31日に行われる民俗行事である。ネブタは青竹を芯にして、周囲に藁を入れて筵でくるみ、上から荒縄で縛って松明状に作ったものである。各町内を練り歩いた後、和田の浜に据え付けられ、夕方、先端部に火を点けて沖に流す。
 この行事は、大松明に眠気や穢れを託して海に送り出すもので、滑川ではこの日を境に昼寝をしてはならないとされている。遅くとも明治9年(1876)には行われていた。ネブタ流しは東北、北関東、信州にも見られ、滑川は日本海側のネブタ行事の南限である。

名称 滑川のネブタ流し(なめりかわのねぶたながし)
指定区分 指定種別 重要無形民俗文化財
種類 指定・登録日 平成11年(1999)12月21日
市町村 滑川市 所在地
所有・管理 中川原・常盤町1~3区 員数
構造 年代
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