邑町のサイノカミ
入善町上野(邑町地区)で伝承されている小正月の火祭りの行事で、年頭にあたって大火をたき、厄払いや無病息災、五穀豊穣、家内安全を祈願する。
子供たちがデクという人形とともに家々を訪問し、正月飾りを集める。その間地区の境では竹と藁で円錐形の作り物が作られる。子供たちが家を回り終えると、デクを正月飾りとともに作り物の中に収めて火を点ける。このとき竹の節のはじける音が大きいほど災厄が祓われるという。デクは灰になるまで燃やす。
我が国における小正月行事を考える上で重要である。
名称 | 邑町のサイノカミ(むらまちのさいのかみ) | ||
---|---|---|---|
指定区分 | 国 | 指定種別 | 重要無形民俗文化財 |
種類 | 指定・登録日 | 平成12年(2000)3月11日 | |
市町村 | 入善町 | 所在地 | 上野(邑町地区) |
所有・管理 | 塞の神まつり保存会 | 員数 | |
構造 | 年代 | ||
リンク |