魚津のタテモン行事
魚津市諏訪神社の祭礼に、海難防災や豊漁の祈願などを目的として、氏子である7町内により、提灯等で飾られた大型の作り物(タテモン)が曳き回される行事である。
タテモンはそり型の台と芯木を基礎の構造とし、提灯と行燈で満帆の三角形に飾り付けられ、夕刻に点灯され、浜や諏訪神社の神前で曳き回される。
旧漁師町をあげての大規模な祭りで、神を迎えるための鉾の姿を想起させるばかりでなく、秋田の竿灯や京都の風流灯籠との関連もうかがわせるもので、地域的な特色を示すものとして重要である。7基のたてもん本体は県指定の有形民俗文化財になっている。
名称 | 魚津のタテモン行事(うおづのたてもんぎょうじ) | ||
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指定区分 | 国 | 指定種別 | 重要無形民俗文化財 |
種類 | 指定・登録日 | 平成9年(1997)12月15日 | |
市町村 | 魚津市 | 所在地 | 諏訪町(諏訪神社周辺) |
所有・管理 | 魚津たてもん保存会 | 員数 | |
構造 | 年代 | ||
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