論田・熊無の藤箕製作技術
氷見市論田・熊無地区における藤箕生産は、およそ600年前に天台僧により伝わったとの伝承がある。加賀藩政期には材料収集に特別の保護を受けていたと伝えられている。かつて当地の全戸において製作され、昭和30年代末期まで主産業であった。昭和50年代頃からは民芸品「福箕」が生産されている。
国内では箕の生産地は極めて少なくなっている。その中で、当地は材料の確保から生産・出荷まで一連の工程が維持され、箕づくりが本来の姿で継承されている。
名称 | 論田・熊無の藤箕製作技術(ろんでん・くまなしのふじみせいさくぎじゅつ) | ||
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指定区分 | 国 | 指定種別 | 重要無形民俗文化財 |
種類 | 指定・登録日 | 平成25年(2013)3月12日 | |
市町村 | 氷見市 | 所在地 | 論田・熊無地区 |
所有・管理 | 論田・熊無藤箕づくり技術保存会 | 員数 | |
構造 | 年代 |