城端神明宮祭の曳山行事
城端神明宮の春季祭礼である。貞享2年(1685)に神明社の再建を機に始まり、曳山が造られ祭りに曳きだされたのは享保9年(1724)からで、古い祭りの形式を今も残している。中でも笠鉾には、笠の上に神々を迎える目印を乗せており、古い信仰の名残である。また、曳山は、江戸中期にこれを造った城端町人の豊かな経済力と職人の高度な美術工芸技術の象徴で、庵屋台の格調高い音楽とともに、この地の町人文化の水準の高さを示す。
名称 | 城端神明宮祭の曳山行事(じょうはなしんめいぐうさいのひきやまぎょうじ) | ||
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指定区分 | 国 | 指定種別 | 重要無形民俗文化財 |
種類 | 指定・登録日 | 平成14年(2002)2月12日 | |
市町村 | 南砺市 | 所在地 | 城端 |
所有・管理 | 城端曳山祭保存会 | 員数 | |
構造 | 屋台型 | 年代 | 江戸時代 |
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