浜黒崎の松並木
浜黒崎の松並木は、富山市浜黒崎地内の県道富山魚津線に沿って、延長約8キロにわたる街道の両側にある松並木である。
昭和40年1月の指定時には、44本を数えたが、その後枯死したりして昭和53年には21本、平成30年には7本に減少した。富山学園前から常願寺川左岸の間にある指定番号表のある黒松も、番号がとびとびになっている。
この松並木は、慶長6年(1601)、加賀藩二代藩主前田利長が参勤交代の時の往復路に植えたものである。北陸街道の美観と冬季間の積雪の際の往来の便を考えて植樹したもので、江戸時代の松並木街道の景観を今もしのばせる県下唯一の貴重な存在である。
名称 | 浜黒崎の松並木(はまくろさきのまつなみき) | ||
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指定区分 | 県 | 指定種別 | 天然記念物 |
種類 | 指定・登録日 | 昭和40年(1965)1月1日 | |
市町村 | 富山市 | 所在地 | 浜黒崎松下割3800 |
所有・管理 | 富山県 | 員数 | 7(平成30年現在) |
構造 | 年代 | 慶長6年(1601) |