舟つなぎのしいのき
舟つなぎのしいのきは、幹まわりは7.9mもある大樹で、幹の内部は根本から空洞になっていて、以前に火災にあった黒い焼け跡を残している。根元や幹から無数の小枝を出して、樹勢を盛り上げている。県内で海岸地帯を離れて内陸側に、しかもこのような老樹が分布することは珍しく、また、付近には「椎土」「椎の木」といった地名があることから、昔は相当シイが分布していたと推定される。
また以前に放生津潟に注いでいた鍛冶川を往来する舟を、本樹につないだ時代のことを語るにつけ、この地域のシイの分布状態や地形の変遷を考える上で貴重な価値をもっている。
名称 | 舟つなぎのしいのき(ふねつなぎのしいのき) | ||
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指定区分 | 県 | 指定種別 | 天然記念物 |
種類 | 指定・登録日 | 1965年(昭和40年)1月1日 | |
市町村 | 富山市 | 所在地 | 山本字田畑505 |
所有・管理 | 富山市 | 員数 | |
構造 | 年代 |