西広上のあしつきのり
西広上集落の北端を流れる清水川用水の本流約55mとその分流が上流の高岡市上麻生とともに、あしつきのりの繁殖地として保護に努めている。アシツキノリは、湧水地帯の水温14~16度の清水の中に発育し、柔らかくて袋の形をした寒天状の植物である。水中の葦の茎や水底の石の表面にかたまりとなってつくので、「石もち」とも呼ばれている。
なお、この葦附を現地で調査した植物学者は大正8年(1919)に「ネンジュモ類」と判定し、その後、文学者が万葉集と和名抄の記述から淡水産の藻で、湧水の個所によく生え、食用となる「カワモズク」とした。両者を区別することなく総称したとも考えられる。
名称 | 西広上のあしつきのり(にしひろかみのあしつきのり) | ||
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指定区分 | 県 | 指定種別 | 天然記念物 |
種類 | 指定・登録日 | 昭和40年(1965)1月1日 | |
市町村 | 射水市 | 所在地 | 西広上清水川用水路 |
所有・管理 | 射水市 | 員数 | |
構造 | 年代 |