今開発の大ヒイラギ
今開発の大ヒイラギは十村(大庄家)を数代務めた旧家松長家の前庭にある、幹まわりが3.05m、樹の高さは8mのヒイラギである。上で幹は4本に分かれ、東西南北ともに10mにもわたって枝を張り出している。
ヒイラギは本州の関東以西、四国、九州の山地に自生する暖地性の植物である。富山県の山地には自生していない。葉の縁に刺があるので、邪気の侵入を防ぐ樹木として、庭に植える風習が各地に残っている。老樹となると刺がほとんどなくなるので、刺のある時代はオニヒイラギ、老木はヒメヒイラギと呼ばれる。本樹にはこの刺が少ない。
名称 | 今開発の大ヒイラギ(いまかいはつのおおひいらぎ) | ||
---|---|---|---|
指定区分 | 県 | 指定種別 | 天然記念物 |
種類 | 指定・登録日 | 昭和42年(1967)9月26日 | |
市町村 | 射水市 | 所在地 | 今開発566 |
所有・管理 | 個人 | 員数 | |
構造 | 年代 |