朝日社叢
朝日社叢は、氷見市灘浦海岸に位置する朝日神社の森である。この社叢には、暖地性の樹木が多く、下層植生も暖地に産する種類が多い。そのほとんどはタブノキ、モチノキ、ヤブツバキ、トベラなどで、なかには幹まわり2mもの大きなタブノキもある。これらの樹木には、ムベ、イタビカズラ、テイカカズラ、フジなどの蔓植物がはいのぼり、林床にはヤブラン、オモト、コシノホンモンスゲなどが密生していて、昼でも暗い林相となっている。
この社叢は、ほとんど自然の照葉樹林のままで保存されている。北陸地方へ日本海沿岸沿いの北上してきた暖温帯の常緑広葉樹林を示す林相として、学術上重要である。
名称 | 朝日社叢(あさひしゃそう) | ||
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指定区分 | 県 | 指定種別 | 天然記念物 |
種類 | 指定・登録日 | 昭和40年(1965)1月1日 | |
市町村 | 氷見市 | 所在地 | 小境字前田1 |
所有・管理 | 朝日神社 | 員数 | |
構造 | 年代 | ||
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