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唐島

 唐島は、氷見漁港から300mの沖合にある濃い緑に覆われた島で、高さ11.7m、周囲約150m、面積1266㎡、石灰質砂岩でできている。クロマツ・トベラ・タブノキなどの常緑樹が自生し、緑の林と赤茶けた崖からなる島は、有磯海に美しい景色を作っている。もとは陸続きだったものが、波の侵食によって弱いところは甌穴状の窪みになったり、削られたりして堅いところが島になって残ったものと推定され、地形地質学上貴重である。
 光禅寺の創設者と伝えられる素哲禅師が、中国南経山の塔閣の大火を防いだ御礼に、唐からこの島を贈られたと伝えられ、昔から「唐島」と呼ばれている。

名称 唐島(からしま)
指定区分 指定種別 天然記念物
種類 指定・登録日 昭和42年(1967)3月25日
市町村 氷見市 所在地 中央町203
所有・管理 光禅寺 員数
構造 年代
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