梆谷の天然福寿草自生地
赤祖父山内の「ほゝ谷」(標高400m)といわれる山の斜面に自生している。一般的には、温帯性のコナラ林の緑や林床に生え、早春に雪の間から出て、花を開くので、新春を祝うのにふさわしい植物とされている。しかし、他の草木が茂って日陰ができると、実を結び、その年の活動を終えて地上部が枯れる特質をもっている。
分布はシベリア東部から中国東北部、カラフト、日本列島、朝鮮半島などの広い地域に渡っている。以上のように、わが国の天然分布は広いが、その自生地は少なく、特に北陸では稀である。その意味で、この自生地は貴重な存在である。
なお、県下では、この他に富山市大沢野芦生、南砺市城端蓑谷の山地にも自生している。
【盗掘は犯罪です!】
当該指定地内では、富山県文化財保護条例第11条の規定により現状変更(福寿草の採取等)を禁止しております。許可なく採集を行った場合、富山県文化財保護条例第28条及び第29条の規定により罰金又は科料に処されることがあります。
名称 | 梆谷の天然福寿草自生地(ほうたにのてんねんふくじゅそうじせいち) | ||
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指定区分 | 県 | 指定種別 | 天然記念物 |
種類 | 指定・登録日 | 昭和40年(1965)1月1日 | |
市町村 | 南砺市 | 所在地 | 川上中柳谷島 |
所有・管理 | 南砺市 | 員数 | |
構造 | 年代 |