縄が池みずばしょう群生地
縄が池は、標高830mの山中あって、内部は竜神が住んでいると伝えられる池とミズバショウの生える湿原とに分けることができる。県下の山麓地帯の湿原には、このミズバショウがよく生えている。この縄が池のミズバショウは、雪解けの早春に、一斉に真っ白なスプーン状の仏炎苞が一面に咲き出る光景が特徴である。昭和天皇が行幸の際、「水きよき池のほとりにわがゆめのかないたるかもみずばしょうさく」と詠んだ。
この植物は、千島、カムチャツカ、アムール以南、さらにわが国では、北海道から日本海側に沿って南下している北方系の植物で、分布状貴重な存在である。
名称 | 縄が池みずばしょう群生地(なわがいけみずばしょうぐんせいち) | ||
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指定区分 | 県 | 指定種別 | 天然記念物 |
種類 | 指定・登録日 | 昭和40年(1965)1月1日 | |
市町村 | 南砺市 | 所在地 | 蓑谷山40 |
所有・管理 | 蓑谷北野生産森林組合 | 員数 | |
構造 | 年代 | ||
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