高瀬遺跡(石仏地区)
発見された柱穴列や柱根により、主屋と考えられる建物が東側にあって西を向き、主屋の前庭をはさんで南側と北側に1棟ずつ設けられた付属脇屋とともに「コ」字状の配置になっていることが分かった。小川が主屋の南庭を蛇行して流れていたことも明らかにされた。小川跡をはじめ遺跡一帯から木簡(文字を書いた板)、加工木片、漆器、須恵器や土師器の器物類、杯蓋の内面を利用した硯、瓦塔などの遺物が発見されている。平安時代の荘園の管理所跡と考えられる。
名称 | 高瀬遺跡(石仏地区)(たかせいせき(いしぼとけちく)) | ||
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指定区分 | 国 | 指定種別 | 史跡 |
種類 | 指定・登録日 | 昭和47年(1972)3月22日 | |
市町村 | 南砺市 | 所在地 | 高瀬736 |
所有・管理 | 員数 | ||
構造 | 年代 | 平安時代 | |
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