越中国分寺跡
高岡市伏木一宮字国分堂、薬師堂と通称する真言宗国分寺の境内と周辺一帯が越中国分寺跡と考えられる。昭和11・12年の発掘調査で、境内と近辺から軒平瓦、軒丸瓦、平瓦、丸瓦、甎、鉄鋲、硯等が発見され、同14年の調査では、境内に残る土壇から3m間隔で磁北に合う6か所の根石群が発見された。また、付近から須恵器、土師器、瓦器、灰釉陶器、ふいご、鉄片等が、瓦にまじって出土した。
発見された軒平瓦と軒丸瓦は、いずれも奈良時代後期の平城京様式瓦である。
名称 | 越中国分寺跡(えっちゅうこくぶんじあと) | ||
---|---|---|---|
指定区分 | 県 | 指定種別 | 史跡 |
種類 | 指定・登録日 | 昭和40年(1965)10月1日 | |
市町村 | 高岡市 | 所在地 | 伏木一宮1-1-44 |
所有・管理 | 高岡市 | 員数 | |
構造 | 年代 | ||
リンク |