釈泉寺円筒分水槽
農業用水を高い精度で、両岸に延びる幹線水路に公平に分配するために建設された円筒状の分水装置。県内で唯一、分水槽の頂部に直径10.5mの円形の管理橋を設けている。
上市川沿岸用水合口事業の一環で建設され、安定した水供給により長年の水不足を解消した地域の水利システムで、その近代化の歴史を物語る貴重な農業土木遺産である。
名称 | 釈泉寺円筒分水槽(しゃくせんじえんとうぶんすいそう) | ||
---|---|---|---|
指定区分 | 国 | 指定種別 | 登録有形文化財 |
種類 | 建造物 | 指定・登録日 | 令和4年(2022)2月17日 |
市町村 | 上市町 | 所在地 | 中新川郡上市町釈泉寺字向川原50-53 |
所有・管理 | 上市川沿岸土地改良区 | 員数 | 1 |
構造 | 鉄筋コンクリート造 | 年代 | 昭和29年 |