吉田家住宅主屋
吉田家は、二口熊野新宮の参詣路に面する旧家で、地域からは「吉田はん」と呼ばれ親しまれた。主屋は、明治元年から5年にかけて、分家の宮大工を棟梁として建てられたと伝わる。束と貫を重ねた長大な妻面が特徴的な「アヅマダチ」建築で、広間の豪壮な「ワクノウチ」をはじめとした室内の格調高い意匠と技術が特筆される。旧家の風格を備え、地域の歴史的景観の核をなす。
名称 | 吉田家住宅主屋(よしだけじゅうたくしゅおく) | ||
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指定区分 | 国 | 指定種別 | 登録有形文化財 |
種類 | 建造物 | 指定・登録日 | 令和5年(2023)8月7日 |
市町村 | 射水市 | 所在地 | 射水市二口1953他 |
所有・管理 | 個人 | 員数 | 1 |
構造 | 木造二階建切妻妻入桟瓦葺(アズマダチ) | 年代 | 明治5年 |