菅野家住宅
菅野家住宅は、高岡市の市街地中心部の山町筋(国重要伝統的建造物群保存地区)に面している。主屋は明治33年の大火の直後に再建されたと伝え、土蔵も同時期の建設と推定される。
主屋は土蔵造り、2階建の町家で、黒漆喰仕上の外観と正面庇(ひさし)の天井飾・軒を支える鋳物の柱等の細部の華やかな装飾に特徴がある。また、両側面の煉瓦積みの防火壁も特徴的である。
土蔵は2階建で、蔵前も土蔵造としており、防火に念入りに備えたつくりとなっている。

名称 | 菅野家住宅(すがのけじゅうたく) | ||
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指定区分 | 国 | 指定種別 | 重要文化財 |
種類 | 建造物 | 指定・登録日 | 平成6年(1994)12月27日 |
市町村 | 高岡市 | 所在地 | 木舟町36 |
所有・管理 | 個人 | 員数 | 2 |
構造 | 土蔵造 | 年代 | 明治33年(1900)ころ |
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