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岩瀬家住宅

岩瀬家住宅は五箇山では最大の合掌造り民家である。間口24m、奥行き13m、江戸時代末期頃に藤井長右衛門が8年がかりで建てたもので、加賀藩の威光を示したものと言われている。藤井氏は加賀藩の塩硝(火薬の材料)上煮役で、塩硝を取りまとめて藩に納入する役宅でもあり、屋内の下手半分は総欅造り、座敷は書院造りで毎年役人が巡視に来たときの宿泊室に充てられた。
屋根が急なのは雪が落ちやすい効果と、内部を何階にも分けて活用するためである。準五階建てで3~5階は養蚕作業所であった。下の炉から暖を取って風通しをよくするため、床が透かしになっている。

名称 岩瀬家住宅(いわせけじゅうたく)
指定区分 指定種別 重要文化財
種類 建造物 指定・登録日 昭和33年(1958)5月14日
市町村 南砺市 所在地 西赤尾町857-1
所有・管理 個人 員数
構造 総欅造り(屋内の下手半分)、書院造り(座敷) 年代 江戸時代
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