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銅造帝釈天立像

冠や衣服、靴も中国風で、帝釈天の姿に似ている。寄せ鋳きといって胴体と腕の部分とを別々でおこして、あとで組み合わせたものである。像の正面と台座に「寛喜二年」「大日本国越州新川郡圡田寺奉鋳」「立山禅頂」と刻まれていることから、鎌倉時代初期の寛喜2年に(1230)、圡田寺という寺院の僧侶などによって造られ、明治初めまで立山山頂に安置されたと考えられる。

名称 銅造帝釈天立像(どうぞうたいしゃくてんりゅうぞう)
指定区分 指定種別 重要文化財
種類 彫刻 指定・登録日 昭和43年(1968)4月25日
平成27年(2015)9月4日
名称変更
市町村 立山町 所在地 芦峅寺93-1立山博物館
所有・管理 富山県 員数
構造 年代 鎌倉時代

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