雄山神社前立社檀本殿
前立社壇は信仰者の便をはかるため、里宮として創設されたものである。
本殿は室町時代中期の建築と見られ、神社本殿としては北陸地方で最大である。屋根は桧皮葺きの流れ造りで、美しい曲線を作り出している。内陣には朱塗りや黒漆を施し、金箔を押した装飾金具だ取り付けられて、細部にわたるまで豪華さを出している。
この地方は湿度が高いので腐食が速く、細部は補修が重ねられたようである。
名称 | 雄山神社前立社檀本殿(おやまじんじゃまえだてしゃだんほんでん) | ||
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指定区分 | 国 | 指定種別 | 重要文化財 |
種類 | 建造物 | 指定・登録日 | 明治39年(1906)4月14日 |
市町村 | 立山町 | 所在地 | 岩峅寺1 |
所有・管理 | 岩峅雄山神社 | 員数 | |
構造 | 桧皮葺きの流れ造り(屋根) | 年代 | 室町時代 |
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