若井家住宅主屋(旧中越銀行)
明治33年の高岡大火の後、明治35年に山町筋に土蔵造り建物として建設された旧中越銀行支店の建物である。
昭和46年に若井家が購入し、住宅として転用され、良好に保存される。木造2階建て、入母屋造妻入桟瓦葺で正面に深い下屋を出す。下屋両端に建てられた洋風の石柱や、軒を支える鋳物柱などに、山町筋土蔵造りの特徴が残る。伝統的な黒漆喰土蔵造りの重厚な外観に天井や建具などへ洋風意匠が取り入れられ、近代地方銀行の好例となっている。
名称 | 若井家住宅主屋(旧中越銀行)(わかいけじゅうたくおもや(きゅうちゅうえつぎんこう)) | ||
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指定区分 | 国 | 指定種別 | 登録有形文化財 |
種類 | 建造物 | 指定・登録日 | 平成22年(2000)9月10日 |
市町村 | 高岡市 | 所在地 | 川原町7-25 |
所有・管理 | 個人 | 員数 | |
構造 | 年代 | 明治35年(1902) |