旧大鋸屋小学校体育館
旧大鋸屋小学校体育館は昭和4年(1929)の建築で、世界遺産五箇山の山麓に位置する。外観は下見板張りで、妻壁は下見板を台形に貼って意匠を凝らしている。内部の小屋組みは木材と鋼材を併用したトラス構造で、桁行き方向にもトラスを採用するなど、独特な工法である。昭和41年の閉校後、製材工場として利用されていたが、現在は市が所有して地域活動やハンググライダー教室の拠点として活用される。県内では希少な戦前の木造学校建築である。
名称 | 旧大鋸屋小学校体育館(きゅうおがやしょうがっこうたいいくかん) | ||
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指定区分 | 国 | 指定種別 | 登録有形文化財 |
種類 | 建造物 | 指定・登録日 | 平成27年(2015)11月27日 |
市町村 | 南砺市 | 所在地 | 大鋸屋125外 |
所有・管理 | 南砺市 | 員数 | |
構造 | 年代 | 昭和4年(1929) |