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富岩運河水閘施設(中島閘門)

 富岩運河は神通川河口右岸の富山港を起点とする運河で、水閘施設はそのほぼ中間の位置にあり、上流と下流の水位差を調整している。運河左岸寄りの閘門を中心とする施設で、右岸寄りの放水炉、下流側にかけられた道路用桁橋(中島橋)、閘門脇に置かれた閘門操作室・量水計並びにその敷地等からなる。富山市の都市計画事業によりつくられたもので、昭和5年6月工事に着手、同9年7月に竣工した。富岩運河水閘施設は、わが国で数少ない都市計画事業による運河閘門を中心とする施設が良好に保存されており、貴重な存在である。

名称 富岩運河水閘施設(中島閘門)(ふがんうんがすいこうしせつ(なかじまこうもん))
指定区分 指定種別 重要文化財
種類 建造物 指定・登録日 平成10年(1998)5月1日
市町村 富山市 所在地 中島2丁目字浦川原割3-2
所有・管理 富山県 員数
構造 年代 昭和5年(1930)
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