武田家住宅
主屋は間口、奥行とも18mに及ぶ大規模な住居で、前面は茅葺き、背面が切妻造の板葺きである。安永(1772~1780)から寛政(1789~1800)にかけて伏木の勝興寺が建立されたときの余材を使って建築されたといわれ、当初の形式をよく残している。この住宅は前後3列に部屋を配置されている大型住居の典型的なものである。
武田家は藩政初期から代々肝煎などの村役人を務めた。広間、茶の間の豪壮な梁組、数多くの部屋、広い土間、台所、下人部屋があ、この住宅は農民支配者の役宅や生活習慣のようすがうかがえる貴重な民家である。
名称 | 武田家住宅(たけだけじゅうたく) | ||
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指定区分 | 国 | 指定種別 | 重要文化財 |
種類 | 建造物 | 指定・登録日 | 昭和46年(1971)3月11日 |
市町村 | 高岡市 | 所在地 | 太田4258 |
所有・管理 | 高岡市 | 員数 | |
構造 | 茅葺き(前面)、切妻造の板葺き(後面) | 年代 | 安永(1772~1780)から寛政(1789~1800)ころ |
備考 | 附 古図1枚 | ||
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