村上家住宅
村上家住宅はもと床部分がオイ・デイ・チョウダ・オマエの四室からなっていたが、家長の寝室だったチョウダの桁行きが二間になっていて、五箇山民家のやや発展した段階を示している。その他、次男坊以下や使用人の寝室にあてられた中二階の共同部屋、チョウダ(寝室)の入口の敷居を高くした帳台構え、床棚の元祖といわれる一文字棚、塩硝の製造跡が特徴である。
形式・手法などからみて江戸中期を遡らない頃に建てられたとされている。建設当時のまま保存されており、後世になって奥の方が増築されたが合掌造りの最も基本的な形を留めている。
名称 | 村上家住宅(むらかみけじゅうたく) | ||
---|---|---|---|
指定区分 | 国 | 指定種別 | 重要文化財 |
種類 | 建造物 | 指定・登録日 | 昭和33年(1958)5月14日 |
市町村 | 南砺市 | 所在地 | 上梨725番1 |
所有・管理 | 個人 | 員数 | |
構造 | 年代 | 江戸時代 | |
リンク |