羽馬家住宅
羽馬家住宅は、五箇山地方民家の最も初期の合掌造りで、建設年代は明らかでないが江戸中期以前のものとされている。明和6年(1769)以降、他の集落から移築したと伝えられている。
木割が細かいことも後の例に比べて著しく異なる。ネマの周辺が帳台構えのほかは全て閉ざされている古風な手法が見られる。
五箇山民家の古い遺構の一つとして、かつ後世の改造も少なく、当初の姿を最もよく残していることで標本的価値が高い。
名称 | 羽馬家住宅(はばけじゅうたく) | ||
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指定区分 | 国 | 指定種別 | 重要文化財 |
種類 | 建造物 | 指定・登録日 | 昭和33年(1958)5月14日 |
市町村 | 南砺市 | 所在地 | 田向254 |
所有・管理 | 個人 | 員数 | |
構造 | 年代 | 江戸時代 | |
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