金襴手花鳥文瓢形花生
文様構成や意匠は金襴手通例のものであるが、金彩の使用が極めて少なく、一般に金彩の文様を施す円窓の部分に絵画的な花鳥文を描く点は異例である。また、トルコ青を用いている点も金襴手としては珍しい。本品は「大明嘉靖年製」の銘がある重要文化財金襴手花鳥文鉢も文様表現との共通点が見出され、嘉靖期(1522~1566)の金襴手として貴重な違例である。
名称 | 金襴手花鳥文瓢形花生(きんらんでかちょうもんひさごがたはないけ) | ||
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指定区分 | 国 | 指定種別 | 重要文化財 |
種類 | 工芸品 | 指定・登録日 | 昭和27年(1952)3月29日 |
市町村 | 高岡市 | 所在地 | |
所有・管理 | 個人 | 員数 | |
構造 | 年代 | 明代 |