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黄銅製仏餉鉢

黄銅製仏餉鉢は、黄銅性の器で、蓋径18.3㎝、高さ3.9㎝、鉢径19.4㎝、高さ10.3㎝の大きさのものが3個ある。
蓋の表面に刻まれた文字から天文16年(1547)越中国守護代神保長職の家来寺島職恵が、一光堂本禅定門の追善供養のため、芦峅中宮寺姥堂の本尊に寄進したものであることが分かる。3個とも、蓋のつまみを失っているが、県内にある仏餉鉢としては最も古く、在銘の伝世品としても貴重なものである。

名称 黄銅製仏餉鉢(おうどうせいぶつしょうばち)
指定区分 指定種別 有形文化財
種類 工芸品 指定・登録日 昭和40年(1965)2月1日
市町村 立山町 所在地 芦峅寺2
所有・管理 芦峅雄山神社 員数 3
構造 年代 天文16年(1547)

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