とやまの文化遺産 とやまの文化遺産

金子家文書

金子家は元和2年(1616)から寛永12年(1635)まで宗右衛門・善九郎2代にわたり初期の十村を勤めた。その後は宝永の頃まで大田村の肝煎、以後も組合頭等の村役を勤めた。所蔵の文書は近世初頭の天正17年(1589)以降明治の初期までにわたり、十村を勤めた元和寛永期のものが多い。特に、貧しい農家の救済と年貢の納入を徹底するため、5代藩主前田綱紀の後見役だった3代利常によって定められた改作法が、慶安4年(1651)からの5年間で、どのように施行されたかを知る上で重要なものである。

名称 金子家文書(かねこけもんじょ)
指定区分 指定種別 有形文化財
種類 書跡・典籍・古文書 指定・登録日 昭和49年(1974)7月1日
市町村 砺波市 所在地
所有・管理 個人 員数 文書363通冊子53冊
構造 年代 天正17年(1589)~明治

関連する文化遺産

MENU