絹本著色青不動
絵は、岩上に安座した青不動が、燃え盛る炎の前に宝剣をかざし、その両下端に矜羯羅、制咜迦の2童子が併立している。
筆致は、気魄と生彩にみち、よき構図とあいまって画面に法力の強さを表現している。筆者は不明だが宅磨風の作風で、鎌倉時代末期のものと推定される。県内に現存する不動の画像としては、最古であり貴重である。
名称 | 絹本著色青不動(けんぽんちゃくしょくあおふどう) | ||
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指定区分 | 県 | 指定種別 | 有形文化財 |
種類 | 絵画 | 指定・登録日 | 昭和49年(1974)7月1日 |
市町村 | 射水市 | 所在地 | 立町11-35 |
所有・管理 | 曼陀羅寺 | 員数 | |
構造 | 年代 | 鎌倉時代 |