太刀 銘 宇多国光
宇多国光の太刀銘は、宇多刀工のうちで最も古い特徴を示し、鎌倉末期に大和国宇多郡(奈良県宇陀郡宇太町付近)から越中国に移住して、越中宇多派の祖となったという。俗に宇多古入道と称する初代の国允の作で、地金も極めてよくゆるみもない。
宇多古入道の作例が、現在世に少なく、ことに越中宇多派の刀工の始めを示す作例である。
名称 | 太刀 銘 宇多国光(たち めい うだくにみつ) | ||
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指定区分 | 県 | 指定種別 | 有形文化財 |
種類 | 工芸品 | 指定・登録日 | 昭和42年(1967)3月25日 |
市町村 | 氷見市 | 所在地 | |
所有・管理 | 個人 | 員数 | |
構造 | 年代 |