安居寺の慶長四年在銘石燈籠
福野町安居の安居寺の庫裡の庭にある。慶長4年(1599)加賀藩の重臣岡嶋備中守一吉によって寄進されたもので、初めは観音堂の正面に据えられていたようである。
笠の下部を失っているので、軒先の構造は明らかでない。竿の部分は胴に膨らみを感じ、基礎は六角型である。総高2.5mですこぶる大きい。
県内に現存する最古の年号をもつ石燈籠として貴重なものである。
名称 | 安居寺の慶長四年在銘石燈籠(あんうごじのけいちょうよねんざいめいいしとうろう) | ||
---|---|---|---|
指定区分 | 県 | 指定種別 | 有形文化財 |
種類 | 工芸品 | 指定・登録日 | 昭和49年(1974)7月1日 |
市町村 | 南砺市 | 所在地 | 安居4941 |
所有・管理 | 安居寺 | 員数 | |
構造 | 年代 | 慶長4年(1599) |