紙本墨書近衛信尋筆懐紙
加賀藩3代藩主前田利常の瑞龍寺建立に際し奉納された多くの寺宝のひとつである。近衛信尋は、後陽成天皇の第4皇子で江戸初期の茶人である。懐紙とは、詩歌を記した用紙のことであるが、能筆家のものはよく茶懸などにして観賞された。この懐紙には待鶯の和歌と題した歌が詠まれている。当時、大変高価な美術品であったものと思われる。
名称 | 紙本墨書近衛信尋筆懐紙(しほんぼくしょこのえのぶひろひつかいし) | ||
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指定区分 | 県 | 指定種別 | 有形文化財 |
種類 | 書跡・典籍・古文書 | 指定・登録日 | 昭和44年(1969)10月2日 |
市町村 | 高岡市 | 所在地 | 関本町35 |
所有・管理 | 瑞龍寺 | 員数 | |
構造 | 年代 | 江戸時代 |