木造篠川村市場制札
この制札は、天正14年(1586)8月1日の日付で、前田利勝(のちの加賀前田家2代利長)が篠川村(現在の高岡市笹川)の市場を保護するために与えたものである。戦国時代、戦乱に苦しんだ領民に対し、織田信長の楽市楽座に倣って税を取らず、営業の自由を認めたのは、その頃として進んだ政策であった。この種の資料が県内で残っているのは珍しい。
名称 | 木造篠川村市場制札(もくぞうささがわむらいちばせいさつ) | ||
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指定区分 | 県 | 指定種別 | 有形文化財 |
種類 | 書跡・典籍・古文書 | 指定・登録日 | 昭和40年(1965)10月1日 |
市町村 | 高岡市 | 所在地 | 福岡町小野240 |
所有・管理 | 西照寺 | 員数 | 2 |
構造 | 年代 | 天正14年 |