木造不動明王坐像
富山市牧野の東薬寺に本尊として安置されている。鎌倉時代初期の作だが藤原時代風を残している。スギの一木造りである。乱れた髪、つぶれた片目、牙を出したゆがんだ口、子供のような体の、典型的な不動明王像である。両脇に矜羯羅童子と制た【口へんに乇】迦童子を伴っている。
名称 | 木造不動明王坐像(もくぞうふどうみょうおうざぞう) | ||
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指定区分 | 県 | 指定種別 | 有形文化財 |
種類 | 彫刻 | 指定・登録日 | 昭和40年(1965)1月1日 |
市町村 | 富山市 | 所在地 | 牧野32 |
所有・管理 | 東薬寺 | 員数 | |
構造 | 年代 | 鎌倉時代 |