木造歯吹の阿弥陀如来立像
富山市梅沢町の浄禅寺の本尊として安置されている。ヒノキの寄木造りである。鎌倉時代、唐の恵澄大師の作と伝わる。口を開けて歯を見せているのが珍しい。歯を真珠でつくり、髪を銀の針金でつくり、衣服は写実的に表現されている。かつては金粉で細かな文様が描かれていた。体の中でコトコト音がするが、経筒が納められているとの伝承もある。
名称 | 木造歯吹の阿弥陀如来立像(もくぞうはふきのあみだにょらいりゅうぞう) | ||
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指定区分 | 県 | 指定種別 | 有形文化財 |
種類 | 彫刻 | 指定・登録日 | 昭和46年(1971)11月18日 |
市町村 | 富山市 | 所在地 | 梅沢町3-2-12 |
所有・管理 | 浄禅寺 | 員数 | |
構造 | 年代 | 鎌倉時代 |