木造十一面観世音菩薩立像
高岡市蓮花寺の蓮華寺に本尊として安置されている。同寺を造った観行によってもたらされたと伝わる。カヤの寄木造りの檀像(初めから彩色のないつくり方)である。右手に錫杖を持つのは長谷寺観音の真似であるが、左手とともに後で補ったものである。作風は平安時代末期の面影を残すが、衣服の宋風で写実的な表現から鎌倉時代中期頃の制作と推測される。
名称 | 木造十一面観世音菩薩立像(もくぞうじゅういちめんかんぜおんぼさつりゅうぞう) | ||
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指定区分 | 県 | 指定種別 | 有形文化財 |
種類 | 彫刻 | 指定・登録日 | 昭和40年(1965)1月1日 |
市町村 | 高岡市 | 所在地 | 蓮花寺86 |
所有・管理 | 蓮華寺 | 員数 | |
構造 | 年代 | 鎌倉時代 |