僧形八幡神像
南砺市の大豆谷地区で大豆谷八幡宮の御神体である。ヒノキの一木造りである。彫眼技法で、彩色がされていたと考えられるが、色ははげ落ちて木目が露わである。八幡神像が僧の姿で表現されていて、神仏習合思想に生まれたことが分かる。「永和四年」の銘があり、南北朝時代、この地方が北朝の勢力下にあったことを示している。
名称 | 僧形八幡神像(そうぎょうはちまんしんぞう) | ||
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指定区分 | 県 | 指定種別 | 有形文化財 |
種類 | 彫刻 | 指定・登録日 | 昭和47年(1972)10月5日 |
市町村 | 南砺市 | 所在地 | 利賀村大豆谷158 |
所有・管理 | 大豆谷地区 | 員数 | |
構造 | 年代 | 永和4年(1378) |