清都家測量器具等関係資料
清都は代々、越中国砺波郡放寺村の肝煎役などの村役人をつとめた家柄である。測量及び地図作成の器具類が同家に伝存している。清都彦右衛門は文政2年(1819)に検地の縄張り人になり、各地の内検地や加賀・能登の測量を行った。清都彦右衛門の師であった石黒信由が越州3州を測量したときに使用したものと同種の測量器具と地図作製用具がある。
測量器具と地図製作器具がまとまって保存されているのは非常に珍しい。また、江戸時代後期の測量技術を知る上で貴重な史料である。
名称 | 清都家測量器具等関係資料(きよとけそくりょうきぐとうかんけいしりょう) | ||
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指定区分 | 県 | 指定種別 | 有形文化財 |
種類 | 歴史資料 | 指定・登録日 | 平成元年(1989)6月15日 |
市町村 | 高岡市 | 所在地 | 古城1-5 |
所有・管理 | 高岡市立博物館 個人 |
員数 | 98 |
構造 | 年代 |